本日はこんなお悩みにお答えします。
イベントを企画したけど、なかなか集客できずに困ってる
というのは、フリーランスに限らず、仕事をしてる人なら誰もが抱える悩みですよね。
何かいい方法ないかな、とネットで調べてみても、なかなかドンピシャの情報にたどり着けない。
そんな方のために、本記事では個人がインスタを使って告知をする際に注意すべきポイントを分かりやすくまとめてみました。
- 個人がインスタで集客をするために必要な3つの準備
- インスタで集客告知する際のポイントは3つ
- 新規顧客の獲得したら、離脱を防ぐことにも注力する
ぜひ最後までご覧ください。
この記事の信頼性
この記事を書いている筆者のライティング歴は15年ほど。
大手ブログサイト運営担当者やSEO業者など、仕事を通じて得た情報を元に作成。
目次
01.個人がインスタで集客をするために必要な3つの準備
インスタで集客するために「どんな投稿を心がけたらいいの?」と思うかもしれませんが、まだ早いです。
投稿内容を考えるよりも前に大事な準備があります。
- プロフィール欄をしっかり書く
- 望む行動のための導線を準備する
- ハッシュタグを準備する
順番に解説していきますね。
プロフィール欄をしっかり書く
インスタグラムにおいて、プロフィール欄はとっても大事。
ある調査では、プロフィール欄まできて5秒以内に離脱してしまう人は74%もいるそうです。
この場合の離脱とは、投稿写真までスクロールせずにページを離れてしまうこと。
残りの26%に残るには、プロフィール欄でしっかり興味を引く必要があります。
理想としては、
なんかいい投稿だな
▼
投稿した人はどんな人だろう?プロフィールを覗いてみよう
▼
なんかいい感じだな、ひとまずフォローしてみよう!
という流れを目指します。
では、どんなプロフィールにしたらいいのでしょう?
下記の5つのポイントを押さえれば大丈夫です。
- プロフィール写真は顔写真がおすすめ
- 年代や趣味、出身地、職業などで共通点を書く
- 箇条書きで視覚的に分かりやすく
- ポイントに記号(絵文字)や特殊フォントを使う
- URLリンクを挿入する
プロフィールの効果的な書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事インスタグラムのプロフィールの書き方【フォロワー増やしたいなら手抜きはダメです】
ちなみに、私のプロフィールはこんな感じです。
また、インスタグラムには「ビジネスアカウント」という設定があります。
ビジネスアカウントにすると
- ビジネスプロフィール
- インサイト
- 広告出稿
の3つができるようになります。
この中で集客に関係するのは「ビジネスプロフィール」です。
ビジネスアカウントにすると
- メールアドレス
- 電話番号
- 住所
の情報が追加できるようになります。
もし、まだビジネスアカウントに切り替えてないという方は、切り替えをおすすめします。
望む行動のための導線を準備する
次に準備するのは、集客導線の準備です。
つまりは、集客したいイベントの申し込みフォームを準備しましょう。
「Google フォーム」などのフォームサービスがおすすめです。
Google フォームは無料で利用できます。
フォームが準備できたらプロフィール欄のURLに貼り付けましょう。
投稿欄にメールアドレスを掲載したり、インスタのDMを使って申し込むよう指示している告知を見かけますが、お客さんに頭を使わせるので不親切です。
申し込み側の立場で考えてみましょう。
メールやDMに「必要事項を記入してお送りください」と言われても、あいさつ文的なものもなしに必要事項だけを書いて送ったら「マナーのない奴と思われるかも」と躊躇します。
すると、「投稿拝見しました。イベントに興味があります、申し込みさせてください。必要事項を下記に記載します~~~」といった文を添えて申し込むことになります。
真面目な人だと、ネットで例文など調べてから文章を書くかもしれません。
つまり余計なことで相手の時間を奪う必要がでてきて、とても不親切です。
また、必要情報を提示していても、記入漏れなどはどうしても発生してしまいます。
必要情報が足りないと、お客様と余計なやり取りが発生しますよね。
双方にとって不便です。
でも、専用の申し込みフォームを用意すれば、余計な手間は省かれ申し込みまでのハードルが随分下がります。
ちなみに、「Linktree(リンクツリー)」といった複数のURLを設定できるサービスもありますが、シャドウバンされるという報告がいくつもありますのでおすすめしません。
シャドウバンについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
参考Instagramでフォロワーが伸びない? それシャドウバンかも!?
どうしても複数のURLを掲載したいという場合は、「ペライチ」を使うことをおすすめします。
ペライチは簡単に1ページもののペラサイトが作れるサービスです。
ペライチを利用して「シャドウバンされた!」という報告はまだ聞いてないので、このサービスを使ってリンク集を作れば問題ないです。
ペライチは1サイトだけなら無料で使えます。
ハッシュタグを準備する
インスタグラムにおいて、ターゲットとするユーザーにリーチするには、「#(ハッシュタグ)」の工夫が何よりも大事です。
ハッシュタグを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- 投稿に関係のないハッシュタグはNG
- ハッシュタグの数は26個以下
- 投稿ボリュームに応じてバランスよく選ぶ
投稿内容と関係のないハッシュタグを付けると、おすすめ投稿に表示されずらくなってきている、という報告を目にするようになってきました。
例えば、「#シュワっとイチゴフラペチーノ」(スタバの期間限定商品)というハッシュタグが最近人気ですが、人気だからといって投稿と関係なく使用してはいけません。
投稿内容がスポーツ系なのに、ハッシュタグがグルメ系だと、インスタ側では「よく分からん投稿だな」と判断され、おすすめに表示されなくなってきてます。
これについては下記の記事で詳しく解説しています。
参考instagramで人気投稿に載るには、関連性の低いタグは使用NG
関連キーワードなんて、そんなに何個も思いつかないよ、という人でも大丈夫。
キーワード選定には「調査ツール」を使うと便利です。
おすすめは「インスタツール(insta-tool)」です。
インスタツールでは、
- メインワードに関連したハッシュタグ
- 類似のハッシュタグ
- ハッシュタグの人気度(使用数)
などを調べることができるので、ぜひ使ってみてください。
また、ハッシュタグの適正数については所説ありますが、26個以下をおすすめしています。
詳しくは下記の記事で解説しています。
参考約65万件の投稿分析で判明、instagramのハッシュタグはどこに、何個つければ効果的?
02.インスタで集客告知する際のポイントは3つ
投稿前の準備が整ったら、いよいよ投稿の際に気を付けるべきポイントを3つ紹介します。
- 投稿文をしっかり書く
- プロフィールへのリンクを付ける
- ジオタグを付ける
順番に解説していきます。
投稿文をしっかり書く
インスタグラムは写真投稿がメインと思われていますが、最近では「ミニブログ化」しつつあります。
今までは綺麗な画像や世界観を表現する投稿がメインでしたが、どれも似たような感じになってきて差別化や独自性が難しくなってきました。
これに対して一部のアカウントでは画像投稿に加えて、ちょっとした長文を投稿する傾向があります。
その際の文章のポイントは「学び」です。
「今日は楽しかった」「美味しかった」というような、ありきたりな感想文や日記のようにならないようにしましょう。
見てくれた人にとって分かりやすくタメになるような投稿をすることで、他の投稿もチェックしてくれる可能性が高くなり、フォローしてもら得る可能性が高まります。
また、投稿内の文章は最初の30文字程度だけが表示されるので、重要なことは最初に書くのが基本です。
プロフィールへのリンクを付けて投稿する
投稿には、プロフィールへのリンク(@+自分のアカウント名)を付けるようにしましょう。
インスタグラムはURLをプロフィールに1つしか記載できないできないことは既に説明しましたが、プロフィールへ誘導することは可能です。
プロフィール内にイベント申し込みフォームのURLを貼り付けることで、申し込みに繋がるアクションを促すことができます。
ちょっと違いますけど、イメージとしてはこんな感じです。
プロフィール欄をのぞいてみたくなるような一文を添えるといいでしょう。
ジオタグ(位置情報)を付けて投稿する
インスタには「位置情報」を付けて投稿することができます。
例えばこんな感じの投稿です。
この投稿をInstagramで見る
左上のアカウント名の下に「YMCメディカルトレーナーズスクール新宿校」と記載がありますね。
位置情報は投稿した写真がどこで撮影されたものかを伝えるために用いられます。
ジオタグを付けるメリットは、集客の入り口を増やせるという点です。
インスタグラムはお店や地名などからでも、投稿の検索を行うことができます。
また、位置情報を設定しておけば、興味を持ってくれた人がわざわざ場所を調べなくとも、位置情報から確認できるので便利です。
そのため、ジオタグは「第二のハッシュタグ」とも言われていますので、ぜひ活用しましょう。
新規顧客の獲得したら、離脱を防ぐことにも注力する
「集客」というと「新規獲得」のための施策が重視されがちですが、実は「ファン顧客の育成」が重要です。
これを説明するのによく使われるのが「パレートの法則」です。
パレートの法則とは、イタリアの経済学者「ヴィルフレド・パレート」が発見した法則。
と言われています。
つまり、80%にあたる新規獲得ばかりに注力するのではなく、20%のコアなファンを育成することに優先的にパワーを割きましょう、ということが大事です。
1度でも参加してくれたファンとの関係性を維持するためのポイントは
です。
メンタリストのDaigoさんが「コミュ障でも5分で増やせる超人脈術」(マキノ出版)で紹介していました。
アメリカのノートルダム大学の研究によると「最低でも15日に1回のペースで相手とコンタクトを取らないと、好意が薄れていく」ということが分かっているそうです。
これは何も直接会わなくても問題なくて、SNSで相手の投稿に「いいね」とともに「コメント」を残してあげることで大丈夫。
これにより、あなたへの好意がずっと維持・継続されていきますので、ぜひ取り入れてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インスタを使って集客するためには、投稿前に必要な
ポイント
- プロフィール欄をしっかり書く
- 望む行動のための導線を準備する
- ハッシュタグを準備する
という3つのポイントがありました。
また、投稿時には
ポイント
- 投稿文をしっかり書く
- プロフィールへのリンクを付ける
- ジオタグを付ける
という3つのポイントを紹介させていただきました。
さらに、過去にイベント参加してくださった人には
ポイント
- インスタを通じて15日に1回のペースでコンタクトを取ろう
ということを紹介させていただきました。
どれも小さな施策であり、すぐに効果が現れるものではありませんが、ひとつひとつを着実に実行することで大きな効果を生みます。
全部をいっぺんにやらなくてもオーケー、できるところから試してみてください。
本日はこのあたりで。
今回の記事が、皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。