- 最近、ハッシュタグからの流入数が減ってきた。何で?
とお悩みではありませんか?
実は私も、ハッシュタグ経由の流入が多い時で1,500を超えていたのに、最近では100を下回るようになってきて悩んでいました。
どうやらこの現象、2019年末ごろより起きているようなんです。
本日は、この悩みを解決するヒントになりそうな、ある記事を見つけたのでご紹介します。
それはInstagram版SEO分析ツール「AISIGHT(アイサイト)」を提供する株式会社AIQ(アイキュー)のインタビュー記事です。
このインタビューでは
ポイント
- 2019年末ごろからのハッシュタグ検索の変化について
- 今後のハッシュタグのつけ方について
に関して学ぶことができます。
実際の記事元を見ていただきたいのですが、その前に私なりに意識して変更したことなども挟ませていただきました。
この記事だけでは解決までには至りませんが、今後のハッシュタグ活用について参考になると思いますので、どうぞご覧ください。
記事の内容
- そもそも、ハッシュタグとは?
- 人気投稿に載れば、注目度アップ!
- 関連の低いハッシュタグを使用すると、他のタグも影響する
- 自分のアカウントで試してみました
- 分析ツール「AISIGHT(アイサイト)」とは?
目次
そもそも、ハッシュタグとは?
そもそも「ハッシュタグとは?」の基本についてです。
ハッシュタグとは、頭に「#(半角シャープ)」をつけたキーワードのことを指します。
ハッシュタグを使用することで、同じハッシュタグのついた投稿をまとめて表示させることができます。
これにより、同じ趣味や興味を持ったユーザーから「いいね!」や「コメント」などのアクションを得ることができます。
人気投稿に載れば、注目度アップ!
ハッシュタグ検索すると、一番上に9枚の投稿が並びます。
そちらが「人気投稿」です。
※赤枠の部分が「人気投稿」です。
人気投稿に表示されれば多くのユーザーから閲覧してもらえる可能性が高まります。
人気投稿に載るには?
人気投稿に載るための掲載基準は、実は公開されてません。
フォロワーの多いアカウントやエンゲージメント率の高い投稿が、人気投稿に載りやすいのではないか、と言われています。
また、「フォロワー数に応じて、投稿ボリュームにあったハッシュタグを選べ」と指南する記事も多く見かけます。
2019年末より、人気投稿のアルゴリズムに変化?
しかし、先に述べた方法では人気投稿に載ることが難しくなってきたといいます。
2019年末までは、この方法でほぼ“タグ映え”を実現できていた。ところが、最近はこの状況に大きな変化が生じている。西川氏によると、2019年末ごろから、突然、投稿ボリュームに合ったハッシュタグを設定していても人気投稿に載らないということが発生するようになった。
その背景には、ハッシュタグ同士の「関連性」があると西川氏は言う。引用:Web担当者フォーラム「Instagramのリーチ数を増やすには“タグ映え”が重要。ハッシュタグの関連性を把握する」
実際にフォロワー数が少ないアカウントでも、しっかり人気投稿に載っている投稿を確認しています。
関連の低いハッシュタグを使用すると、他のタグも影響する
関連の低いハッシュタグを使用することで、全体のパフォーマンスの低下を招くことがあるそうです。
“ググる”から“タグる”に検索行動が変わってきていると言われており、検索するユーザーの意図に沿わない投稿が表示されてしまうことによる不便や不満足を解消するために、Instagramがアルゴリズムを改定しているのだと思われます。
関連が薄いとみなされるハッシュタグをつけている投稿は、一緒に使った他のタグも人気投稿に載る可能性が著しく低くなります(西川氏)引用:Web担当者フォーラム「Instagramのリーチ数を増やすには“タグ映え”が重要。ハッシュタグの関連性を把握する」
しかしながら、残念なことに関連性はInstagram側のアルゴリズムで判定されるため、人間が一つひとつ手動で判定するのは難しいようです。
自分のアカウントで試してみました
とはいえ、先に述べた考え方をもとに、下記を試してみたのでご紹介いたします。
ポイント
- 関連性の低いハッシュタグを省く
- 人気投稿に使われているハッシュタグを追加する
これにより、ハッシュタグからの流入が改善されました。
まず、時系列に沿ってご紹介します。
2019年11月26日の投稿
まずは2019年11月26日の投稿がこちら。
アルゴリズムの変化する前(と思われる)の投稿です。
- ハッシュタグ:424
- インプレッション数:1,003
その際に使用していたハッシュタグはこちら。
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2020年1月29日の投稿
それから2か月後の2020年1月29日の投稿がこちらです。
- ハッシュタグ:23
- インプレッション数:487
その際に使用していたハッシュタグはこちら。
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インプレッション数とは「投稿が閲覧された合計回数」のことを指します。
アルゴリズムが変化(したと思われる)前後で、
- ハッシュタグ:約94%減
- インプレッション数:約50%減
となっております。
その時に使用していたハッシュタグについては、ほぼ変わっていません。
上記を踏まえて、ハッシュタグを修正しました。
2020年3月14日の投稿
最近になりますが、2020年3月14日の投稿がこちら
- ハッシュタグ:307
- インプレッション数:724
使用したハッシュタグはこちら。
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以前までとはいきませんが、ハッシュタグからのインプレッションが大幅に改善しています。
分析ツール「AISIGHT(アイサイト)」とは?
インタビュー記事で紹介されている「AISIGHT(アイサイト)」では、投稿に使おうと考えているハッシュタグを入力すると、それぞれのタグの関連度と、初速のエンゲージなどアカウントの傾向をAIで瞬時に判定してくれるそうです。
A~Dで判定され、関連性が低いと「!(注意)」のアラートが出るそうで、このアラートが出たハッシュタグを利用すると、一緒に使った他のタグも人気投稿に載る可能性が著しく低くなるんだとか。
関連性はInstagram側のアルゴリズムで判定されるため、人間が一つひとつ手動で判定するのは限界があるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どうやら、2019年末ごろからinstagramのハッシュタグ検索のアルゴリズムが変更されたようです。
その対応でポイントになってくるのが
ポイント
- 関連性の低いハッシュタグを使用しない
でした。
もしも、ハッシュタグからの流入が少なくなっているな、と思ったら、今一度使っているハッシュタグを見直してみてください。
記事元は Web担当者フォーラム「Instagramのリーチ数を増やすには“タグ映え”が重要。ハッシュタグの関連性を把握する」となりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
今回の記事が、皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。